自律神経失調症

自律神経は、自分ではコントロール出来ない神経だとされます。
しかし、簡単にコントロール出来るのです。

それが『呼吸』

ちなみに吸う時が交感神経で、吐く時が副交感神経です。

呼吸を整えて行く事で、自律神経を自前で調整出来ます。

僕が自律神経系の問題を抱えておられる方に施術を施す際に毎度意識するのは、血液の循環です。

自律神経をコントロールしているのは“脳”ですが、その脳が活動出来ているのは血液が酸素を運んでくれるからです。
そうして血液から派生しているのが『脳脊髄液』

脳脊髄液は脳を保護し、脳に栄養を与え、電気信号をスムーズに流す役割があります。

故に、血液循環に滞りがあると、脳脊髄液の産生及び、排泄が機能し難くなり、脳機能は低下し、自律神経に問題が起こってき始めます…

なので、血液循環は大事なのです。

ちなみに、僕らはストレス社会で生活してます。
ストレスに対抗してやる気にさせてくれるのが、交感神経です。

その交感神経がずっとスイッチが入りっぱなしになっていると毛細血管が閉じます。
末端冷え性の原因です。

末端部に血液が行かない。
つまり、足に血が行き難い。
しかし僕らには重力が掛かるので、血は足に溜まる。
血液循環不良が起こる訳です…

また、副交感神経はリラックスの時に働く神経です。
なのでストレスから逃れる為に休んだり、のんびりしたりする訳ですが、副交感神経が優位になるとやる気が無くなります。
面倒くさいが先に来て、やる気はどんどん落ちます…

血は毛細血管が開くので流れますが、今度は血管が開いたままなので、戻って来なくなります…

こうして血液循環不良が起こります。

血液を最も必要としている臓器。
それは“脳”です。

僕らは直立二足歩行です。
頭が最も高い位置にあります。
血液循環不良が起これば、最も高い位置に血液が来にくくなり、脳はこうして酸欠状態となり、正しい信号を発信出来なくなります…

けやき整骨院では、全身の血液循環を促す施術から始めます。
全身に血液が周り始めたら、今度は脳の血液循環を促します。

それがクラニオセイクラムです。

冒頭にも挙げた様に、自律神経をコントロール出来る方法に「呼吸」があります。
治療中、寝落ちる方が多いですが、深い呼吸が出来るので丁度良いです♪

時に呼吸を強制的に行ってもらう場合もあります。

自律神経を整えたければ、血液循環を促進させる必要があります。

自律神経失調症など、自律神経系の問題でお悩みの方はけやき整骨院にご相談下さい。

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