何だか、疲れが取れない

「疲れが取れない・・・」

そう言われた際には、先ず、血圧を測ってみる。

実際、高血圧気味の方は“ずっと力が抜けていない”状態となるので、

首が硬い
呼吸が浅い
お腹が張っている
肩が落ちない
脚が重い

などが起こりやすくなります。

そうなると、休んでいるのに疲れる。。。

 

血圧が高めになって来ると、身体内部では色んな事が起きています。

 

《酸素利用効率の低下》

高血圧状態では血管の内側に常に圧負荷がかかります。
すると血管内皮に炎症が起きやすくなり、血管を柔らかく保つNO(一酸化窒素)が減少します。

すると、血液は強く流れているのに、末端の細胞は酸欠気味になります。

結果、ミトコンドリアの働きも落ちていきます。

ミトコンドリアとは、細胞の発電所です。

しかし、

酸素不足
慢性炎症
ストレスホルモン過多

これらに非常に弱い。

するとATP産生効率が低下し、

朝から重い
回復しない
疲れが抜けない
集中力が落ちる

こうした状態が起きてきます。

 

《交感神経が過剰活動》

脳の警戒モードの継続により、自律神経の興奮が起こり、

血管を収縮させる
筋肉を緊張させる
呼吸を浅くする
心拍を上げる

が起こります。

本人は普通に生活しているつもりでも、神経系はずっと戦闘態勢・・・

こうなると、「力を抜いて下さい」と言っても「抜いているつもりです(苦笑)」となり、ずっと力んでいるので疲れを感じます。

 

慢性疲労があり、時に頭痛も出て、首肩の緊張が抜けない、睡眠の質が低下・・・これらがあるなら、身体はかなり「緊張固定化」している可能性があります。

こうなると、ターゲットは筋肉をほぐすとか、骨格を動かすと言う事よりも、

  • 自律神経
  • 呼吸
  • 血管内皮
  • 睡眠
  • 心理的警戒状態

の再調整が必要になって来ます。

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