背骨が硬いと

以前から気になっていたのは、高齢者は背中が硬いと言う事。

背中が硬い=背中の筋肉が凝っていると言う話ではない。

背骨が動かないと言う話。

 

呼ばれて振り返る際に、首だけが後ろを振り向くのではなく、上半身全体でこちらを向く動きになってしまっている。

後ろに反る際、腰を反ると言うより、膝を曲げて反っている風に見せる。

肩が上がらなくなるのも、肩の可動域が狭くなっているからではなく、背中が反れないからである。

 

こうなると、神経伝達はかなり悪くなっており、足も上がらず、すり足歩行になり、つまづきやすくなる。

当然、内臓に良い神経が行く訳もなく、便秘や胃もたれ、逆流性食道炎、不整脈・・・

これらも神経伝達(自律神経支配)不良が招く問題だと考える。

当然、内臓の発する求心性の信号も脳に届きにくくなる事で、病気の発見も遅れるだろう。

内臓器の不調は、腸内細菌のバランスや活動にも影響するであろうから、腸ー脳相関の関係で、更に脳に深刻な影響を与える事が考えられる。つまり、認知能力に影響が出ると言う事。

 

姿勢の悪さは、軸で立つ事以前に筋肉への負担を増やし、筋活動が盛んになる事で体力を奪う。

体力(立つ事・動く事)にエネルギーを消費するので、食べた物の消化・分解・吸収能を悪くさせる。

すると、腸内で食べた物が腐敗するので、腐敗ガスにより腸内環境はさらに悪化するだろう。

それにより、脳機能を更に悪くさせる・・・

 

神経の通り道は、脳から脊髄を通り、各脊椎の間から出て、関連部位に情報を伝達させるが、その大元の通り道(脊髄)が硬くなる事で、末梢神経に伝達不良を起こさせる(手が震える・脚が直ぐに立たない・つまづく・転倒する・スムーズに動けないなど)。

 

つまり、背骨が硬い病気にもなり、認知機能に大きく影響が及ぶと言う事。

 

背骨の柔らかさはとても大事で、軸を保つ以外に、運動能を高める。

加えて、神経伝達をスムーズにし、エネルギーをしっかりと循環させてくれる身体にしてくれる。

 

腰が落ちた姿勢(高齢者によくみられる極端な猫背姿勢)では背骨は硬くなり、歩行時、足は上がらない(脚にもの凄い負担が来るので、長時間の歩行が難しい。加えて、坂道・階段が困難になって来る)

 

腰を反らせる

身体を捻る

前屈する

これらの背骨の動きを、平素、取り入れたい。

 

ラジオ体操的な動きで良いので、全身運動(背中を丸める・反らせる・捻らせる)動きをしっかりとして欲しい。

 

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