股関節

股関節が固まると、前屈・後屈・回旋時の骨盤の動きが減り、その動きの代償が腰部(腰背部)に入る。

つまり、腰背部の筋肉、脊柱に無駄な動きが入る。

 

腰部(腰椎)は基本、回旋運動が出来ない。

股関節の動きの制限があると腰部(腰椎)に無駄な捻じれのテンションが入る。

本来、捻じれない部分に捻じれが生じ続けると、筋疲労・腰椎のズレが起こる。

これがぎっくり腰となる。

 

前後屈においても同様で、今度はその動きが背部に入る。

背部の緊張は腰部の筋肉におよび、腰部の筋肉には無駄なテンションが入り続ける。

慢性痛の原因となる。

 

結局は、股関節の動き制限が脊柱(上半身)に及ぶと言う事。

股関節の柔軟性は大事。

 

また、股関節を動かさないでいると、筋肉は固まるので血流が悪くなる。

事で、下半身の血流は悪くなり、下半身の筋肉が固まり出す。

下半身の筋肉が固まると、上半身(特に脳)に血流が減るので、信号が発信し難くなったり、情報感知能力が低下する。

すると、気持ちでは動いているつもりでも、肉体が付いて来ない状態となる。

小学校のお父さんリレーで、お父さんが足が絡まってコケる現象(笑)あれ。

 

ギックリ腰の発症メカニズムに、脳が伸びろと信号を出しても筋肉がワンテンポ遅れる事があると起こる事もある。

 

結局は股関節周りの血流は促進されていなければならない。

お尻を触って冷たければ、それはケツ流障害。

 

お尻はしっかりと張り、適度な温かさのある状態が理想。

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