安定

人は自分の心だけだと不安定になります。
心だけでは自分が何者で何をしているか?分からなくなる…
心を安定させるには、心以外も存在している事を自分が知らなければならない!

漫画「あ・うん」にそのヒントはありました。
洞窟で坐禅を組む修行は、暗く孤独で怖くて不安になって気が狂うとか…
心だけでは不安定(恐怖)になるので、心を安定させるのが、お経だと言う。
『お経を唱える自分(運動神経)』と、『それを聴いている自分(感覚神経)』、そうして『そこに居る自分(心)』。
つまり、3つの自分を感じる事で、真っ暗闇の中でも自分が安定するんだと。

心に「私達」と言うのが認識出来れば、心は支えが複数居るので安心(安定)する!
千日回峰行を行う修行僧は、狂いそうな環境下でもこうして自分(精神)を保っているとか。

これはうつ病など、精神が弱っている人にも同じ事が言え、この人達は心だけで自分を保とうとするので、聞こえない心の声に怯え不安に落ちて行きます…

精神を安定させるには「当たる」事が大事!!
落ちる人は聞こえない声を聴くので、自分の声を聴くのが大事です!
落ちる人は動こうとせず、触覚に刺激が入らないので、自分を触る事が大事です!
自分と言う存在を自分が認識すると、心は少し安心します。

それより何より「当たる」事は、人との接触の方が一番良いです。
人との接触は自分と自分以外と言うのが入るので、強烈に“ジブン”を教えてくれます。
言葉でも良いですが、身体接触の方が入って来る情報が多くなります。
握手・ハグ・キス・肩に手を触れる・頭を撫でる・マッサージ…
感覚刺激は“そこもジブンだった”事を認識出来ます。心以外にも肉体があった事、触られている感覚がある事を自分が感じる事で寂しさ(不安・恐怖・孤独)を軽減する事が出来る!!
加えて、自分以外の存在に自分が居る事を認めて貰え、自分も認めざるを得なくなる!

ジブンへの承認が爆破的に入る‼️

不安定な人にはマッサージを勧めて下さい!
心が安定して来ます。

そうして筋トレ。
辛い・しんどい・ダルい・苦しいを全身で感じ取ると、肉体を通じ自分を沢山認識出来ます。
身体も締まるし(シルエットが良くなる=自信が付く)、『動いている自分』『腕が辛いと感じてる自分』『あと◯回と思ってる自分』の3つの存在を知れるので、安定して来ますし、やってる間、聞こえない声を聴く事はありません。

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