大事に大切に

僕らは食べた物で出来てます。

食べた物で出来てるって事は、その食べられた物は生き続ける事が出来るのです。

食べた人の身体の中で…

輪廻転生とは、魂の生まれ変わりの事を言い、それを信じるか信じないの世界観ですが、肉体の方は違います。
肉体は食べられる事で、食べた側の一部となり生き続けます。

人間が人間を食べる事はありませんが、親が子へ自分が食べていた物を食べ与える事などはあります。
その際、箸などに自分の細胞が箸に付き、食べ与えた時に相手の中に入ります。
そうして相手の一部となります。

自分と言う意識はそこにはありませんが、確実に自分の一部は相手となり生き続けます❗️
その相手がまた誰かに箸渡しなどで自分の細胞を相手に与えると、私の分身はどんどん増え、永遠に誰かの中で生き続けます。

僕らは『個』だと思っていますが、知らぬ間に広がっているのです。
それは受け継がれ受け継がれているので広がっているのです。

『全』なのです。

物には散らばった私が居て、大好きな人も散らばりそこに居る。

日本独自の考え方、全ての物には魂が宿ると言うのは個々に魂が宿ると言うのではなく、分靈(わけみたま)つまり、元々一つの魂から分け与えられていると言う意味です。

好きな人(物)だけを大事にするのではなく、全ての人(物)を大事に大切に接する(扱う)。

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