姿勢

姿勢で大事なのは、各部位(頭・胸郭・股関節・膝・足裏)の中心が一直線に並んでいるかどうか?

並ぶと何が良いのか?と言うと、骨で立てる。

骨で立つと筋肉には無駄な力が入らなくて済む。

筋肉に無駄な力が入らないと言う事は、筋肉は柔らかく、毛細血管も神経も圧迫される事はない。

つまり、体液の循環がしっかりと行われ、エネルギーがしっかりと届くと言う事。

 

各部位の中心が乱れだすと(不良姿勢)骨で立てなくなる。

どこかの筋肉には無駄にテンションが入る事になる。

筋肉のテンションは神経・毛細血管をも圧迫し始める。

するとエネルギーは届きにくくなり、体液は循環不良を起こす・・・

つまり、弱い身体となり、太りやすい痩せにくい、病弱になる、精神的に弱くなる、痛みが続く、怠い、やる気が起きないなどになる・・・

 

骨で立つ事が出来なくなると各部位は歪みだす。

お腹が出たり、骨盤が後傾すると内臓の位置は狂う。

内臓の位置が狂うと内臓の働きにも問題が起こる。

セロトニンなどの快楽物質は腸で大半作られるとされる。

それらは腸内環境がしっかりと働ける環境だから作られる。

内臓の位置異常は腸内環境の働きを妨げる。

快楽物質は作られにくくなる・・・

消化に時間がかかるとエネルギーは過剰に使われる。

となると、日常動く為の活動エネルギーが消化に使われるのでやる気が起こらなくなる・・・

内臓でも様々なホルモンが作られるが、それらも作られ難くなり、加えて体液循環不良はホルモンが運べない。

ホルモンは細胞を活性化させるものだが、それらが届かないと細胞も活気がなくなる。弱くなる・・・

こうして老化が早まり、皮膚・骨は弱くなり、精神的にも弱って来る。

病原菌に対抗勢力も弱くなるので病気になりやすくなるだろう・・・

 

たかが姿勢。

しかし、不良姿勢はそれだけで肉体にも精神にも大きく影響を与える。

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