話し方
偉い人の話は眠くなる。
眠くなるのは内容が難しいから。
ではないと思う。
話し方がツマラナイからだと考える。
要は、話し方が平坦だから。
話の上手い人は話し方に特徴がある。
小さく喋ったり大きく喋ったり、早く喋ったり遅く喋ったり、時に言葉を止め、時に比喩を使い、時に擬音を使い、時に動きで見せる。
するとこちらは”聴こう”とする。
何を言ってるんだ??って。
淡々と喋られると、何処がポイントなのか?どこに注目して欲しいのか?が分からないから全部が同じに聞こえる。
なので、そもそも内容が入って来ない。
内容が入って来ないからつまらない。。。
声に抑揚や比喩、身振りを入れられると注目してしまう。
この人は何を始めるんだ?!
この人は一体、何を言わんとしているんだ?!
そうして起承転結を上手く使われると引き込まれる。
先に結論から伝え、その経緯を言われる時も引き込まれる。
その話をもっと聞きたい!もっと教えて欲しい!と思う。
どれほど面白い内容であっても、話が下手なら入って来ないが、伝え方が上手い人の話はどんなしょうもない話であっても聴き入る。
伝え方は大事だと思う。
一緒に取り組むような話し方。
一緒にその空間に居て、そのものに触れている様な伝え方。
それが上手い人の話し方。
僕は整体師。
痛みを取り・動きやすくし・整った状態にさせるのが仕事。
そこには手技だけでなく、伝え方も大事だと考える。
修業がまだまだだ・・・
反省しつつ、日々取り組む。