血液循環

血液の循環は大事だ。

細胞を生かすのも、細胞を成長させるのも、細胞を維持させるのも、細胞を治すのも全て血液によって運ばれる。

そうして細胞から出される不必要なモノは血液によって流され、排泄される。

 

血液循環は大事だ。

 

血液は心臓から送り出されるが、その大半は重力によって下に向かう。

がしかし、人体の中で最も血液を欲しているのは、心臓よりも高い位置に存在している【脳】

故に、下に落ちた血液は上に押し上げないといけない。

それは心臓の力だけでは無理。

助けが必要。

 

その助けをしてくれる器官が『筋肉』

筋肉が動く事で静脈を凹ませ血液を押し上げる。

動かない人は脳へ血液が送り上げられる量が少ない。

故に、「寝たきりになると呆ける」と言われるのはそう言う事。

脳も神経細胞の集合体なので栄養素・酸素を必要としている。

と言うか、人体の中で最も血液を欲している。

心臓マッサージを行うのは、脳を酸欠にさせない為。

脳(脳細胞)は、5分以上酸素が来なければ死んでしまう。

 

ふくらはぎが攣ると訴える人は多い。

僕が人に説明する時にこう言う。

「血液は心臓から送り出され、下に落ちる。

その下に落ちた血液は、心臓の力だけでは上に押し上げられない。

から、ふくらはぎが収縮して血液を押し上げる。

ふくらはぎを”第二の心臓”と呼ぶのはそう言う事。

で、人体の中で最も血液を欲しているのは【脳】で、寝ている時などふくらはぎが動かないので、下に落ちた血液が脳へ運ばれないので、脳が血液欲しさからふくらはぎを強制的に収縮させて脳へ血液を送り上げる現象です』と伝える。

 

筋肉が動く事はそれほど大事な事だと言う事で、特に足の動きはとても大事。

筋肉が動くと言うのは、何も筋トレをしろと言う事ではなく、「動き」なら何でも良い。

敢えて言うなら、その動きは大きければ大きいほど良い。

しかし、年齢と共に、また学習と共に動きは小さくなる。

学習と言うのは”慣れ”を意味し、僕らは初めての動きはギコチないが、次第に最短の動きが取れる様になる。

こうして脳への血流が減り、それが数年・数十年続く事で脳の酸欠は積み重なり、認知症などにもなる。

ふくらはぎが攣りやすい人、認知症予防には、日ごろからしっかりと筋肉を動かせ!関節可動域を広げろ!って事になる。

 

【ガイア理論】と言うのをご存知だろうか?

ジェームス・ラブロック氏によって提唱された『地球を一つの生命体』だとして考える理論。

 

地球も地中深くに真っ赤な鉄の塊(マントル)が蠢いている。

そう、人体の中の血液(ヘモグロビン=鉄)と同じ様に。

そのマントルがこの地球を生かしている。

マントルが動く為には、この星自体が動いていなければならない。

そう、人体(細胞)が生きる為に血液を循環させるのと同じように。

 

ここ数日、地震が多い。

これはある種の痙攣で、地球(脳)がマントル(血液)を欲している状態なのかもしれない。

 

つまり、地球が何かを訴えている??

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。