股関節痛
股関節痛を訴える方は多い。
股関節の元々の臼蓋形成不全から来る痛みもあるだろうが、その多くが足にある。
足とは、つまり、足首より下。
しかし、ここを調整及び、トレーニングするには時間がかかる。
なのでどうしても股関節を診ざるを得ない。
股関節は人体において最も可動域の広い関節。
可動域の広い関節は、広いが故に機能障害を起こしやすい。
筋バランスが崩れやすい。
崩れた筋バランスで動き続けるので、骨の成長にも影響を及ぼす。
その事で臼蓋の形成を悪くする。
よって、元々の臼蓋形成不全と言うより、後天的な要因の方が多いと考える。
筋バランスが崩れているので、その筋バランスを調整する事は大事。
その事で痛みの何%かは軽減できる。
それがあった上で、足部のトレーニングが入れば痛みは更に軽減できる。
結局は、通院と自己トレーニングが必要だと言う事。
どうも整体なら骨をパキって矯正して、一回で痛みが無くなると思っている人が多いが、それなら手術などこの世に無くて良い。
そんな筈はない。
整体はあくまで筋バランスを整えて行く手段であり、それを繰り返す事で神経がそれを学習して痛みを減らして行く。
なので通院は必要で、それが二・三回って訳には行かない。
ぎっくり腰の様に、瞬時になったものであれば数回で終われるが、股関節痛は臼蓋形成に影響が出ている場合が多いので、長い月日が必要。
痛みを我慢して生活を送り、不機嫌な状態で誰かに接したり、頼まれ事を熟すなら、定期的な整体によって機嫌よく過ごす方が絶対に良いと思う。
定期的に整体を受けましょう。