キャラクター

育った環境で性格は形成される。
夫婦仲・ものの言い方・振る舞い・姿勢…それらを幼少期からずっと全て見て感じている。
ある子を何気に見ていた時、グズり出した。
グズる事で親御さんは困った様子。
そうして、なだめる。グズる…
言う事を聞かなくなって、落ち着かなくなって、親御さんはもう嫌になって行く…
が、僕は何となくグズる理由が分かった。
グズる直前、親御さんは僕に愚痴話をしていた。
場面を思い出し、イラついていた。
僕が何気に子供を見た時、その子は悲しそうにしており、その後グズり出した…
僕が感じたその子の心の声は「そんなお母さん見たくない!」
僕が話題を変えたので、また笑顔に戻ったが、なるほど、子供が言う事を聞かないとか、抱き癖が直らない、お腹を痛がる、おねしょが治らない、ヒステリックなどの問題は、何気に夫婦間や家族間でのやり取りを子供は観察しており、自分の大好きな人が悲しそうにしてたり、苛ついていたりするのを見るのが嫌だからそう自分の感情を表現しているんだろう。
しかし、親はソレに氣づかず更にイラついたり、怒ったりする結果、その子は病気ガチな体質になったり、直ぐにキレる子になったり、わがままになったりするんだなと思った。
僕らは無意識にソレを幼子に見せている。
ある程度、成長した者ならばそんな人間と対峙しても、遠ざけたり、嫌ったり出来るが、幼子は無理。
僕らでさえ、イラついた人のそばにいたく無いし、嫌だと思う人と仲良くしようと思わない。
それが出来ない子供達はその場から逃れない!でもどうする事も出来なくて、怖くてグズるしかないだろう。
それさえ感じ取れない僕らはその子のキャラとしてしまい、いつしか本人もキャラだと思い成長していくのだろう。
子供のグズりには何かあり、自分を観察してみると、意外と問題はこちらの状態だったと氣づけるかもしれない。
この世は【写し鏡】
そうなったのは、こちらの反映。

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