褒めるより

褒められると誰でも嬉しい。

褒められるともっと褒められようと頑張る。

褒められるとそれは好きになり、得意になり、どんどん上達して行く。

褒める事で相手は成長して行ける♪

『私、褒められて伸びるタイプです♪』

 

褒めると、褒める側と褒められる側の上下関係が出来る。

褒められる側は承認欲求が満たされるので嬉しくなる。

これを学習すると、いつも『承認欲求』を満たしてくれる相手を探す様になる。

そうしていつしか、その承認欲求は強くなり、褒めてくれない、例えば厳しく指導されるなどを受けると、心が直に折れたり、その場から直に逃げ出したり、心を病んでしまう・・・

褒める側も指導方法を気を付けなければ、逆に相手をダメ人間に育てる事もある。

 

逆に『褒められて伸びるタイプ』と思っている人は、そこに価値を見い出してはいけない。

そればかりを追い求める様になり、直ぐに逃げ癖が付いていく。

確かに気持ち良いし、心地良い。が、それはダメ人間にされている(飼いならされる)事も頭の隅に入れておいた方が良い。

 

教育や指導の場において、相手の行為を褒めてあげるより、感謝を伝えた方が良い。とされる。

感謝は相手をダメ人間に育てる事もなく、自分の行為は感謝される行為だと学習していくと、自分の人生は誰かの為に貢献する事だと知れ、今行っている事も『役に立っている』と認識しやすく、それを苦も無く続けやすくなる。

なので『あ~、休みてぇ~』とか、『仕事行きたくない・・・』とか、『楽しい事無いかな・・・』とか、『自分はダメ人間だ・・・』などと思う事は無くなる。

(余談として、感謝してもらえる事を当たり前だと思ってはいけない。)

 

僕らは誰かの役に立つために存在している。

高齢者などが『もう、私なんか生きていても役に立たない・・・。早くお爺さんの所へ行きたい・・・』などと言う場合、高齢者が早くあの世に行くように世界になると、介護職の人達は食いっぱぐれる事を意味する。

つまり!その存在は120%役に立っている!!

 

自分には価値がある』と氣づいて欲しい。

 

感謝される事を悦びとし、その感謝の奥にある自分の役目に氣づくと幸せでいれる。

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