ふらつき
高齢になると、ふらつきや、手足の動きがぎこちなくなる・・・なんて現象が起こって来ます。
これは、運動の制御を行っている小脳が萎縮して行く事で引き起こされるとされます。
当然、脳も神経細胞と言う生命体なので、栄養素・酸素を必要として生きています。
脳は人体の頂上にあるでの、心臓の力により血液を押し上げられ、栄養素・酸素を供給されますが、第二の心臓とも呼ばれる脚がその血液を送ってくれる補助としてかなり重要となって来ます。
高齢者どころか、若年層であっても近年は歩行が減りました。
近所にコンビニなどが出来たお陰で、遠方まで歩いて物を調達する事は減りました。
故に、脚を歩く為の道具としてほぼ使わなくなって来たので、第二の心臓の機能も衰え始めました・・・
小脳の萎縮には、大腿四頭筋(太ももの前の筋肉)が関係していると近年、解って来ています。
膝が悪いから歩かない。
しんどいから歩かない・・などは、小脳を萎縮させ、歩行時のふらつき・手足の動きがスムーズでなくなる現象が起こります。
今からでも太ももを鍛えておくことは、脳の萎縮するのを予防する効果があります。
散歩でもスクワットでも出来る事を始めましょう!