頭蓋仙骨療法に関して
頭蓋仙骨療法(クラニオセイクラム)に関して、お問い合わせが多いので何度となく同じ事を話してますが、今日はちょっと違う話。
脳を守る為の構造(システム)として、頭蓋骨があげられますね。
これは皆さん分かると思います。
それから水(脳脊髄液)。
これは何度となくブログに書いてあるので、ここではもう書きません。
それから、もう一つが今日お話しする『膜』です・・・
脳を守る為に、脳表面に薄い膜『軟膜』と言うのがあります。
この膜は、言わば脳の形を形成している膜とも言えます。
その次に来る膜が、有名な『くも膜』です。
くも膜下出血などでその名前くらいは聴いた事があると思います。
くも膜と軟膜との間を鍾乳洞が立ち並んでいるかの様な構造をしており、その中を脳脊髄液が循環していると言う構造です。
ある意味、鍾乳洞の立ち並ぶ役目が、洞窟内の【柱】となり、膜自体が押しつぶされない様に守っているとも言えます。
最後は、脳と骨との間にある膜。
『硬膜』です。
硬膜はかなり丈夫で、人間の手で破ろうとしてもそう簡単にやぶれないくらいしっかりとした膜です。
その名の通り、硬いです。
脳を取り巻きますが、その一部は剥がれ、頭蓋骨の裏側や頸椎の一部、仙骨に付着しています。
この硬い膜のお陰で水の循環は衝撃を受けずに出来ている。と言っても過言ではありません。
さて、問題となるのは硬膜の剥がれた骨に付着している部分です。
骨が歪む(姿勢不良や頭の形が変など)と硬膜が歪みますね。
すると必然的に脳みそも膜の形が変わるので歪みます。
ある神経支配領域に捻じれや圧迫が入ると、伝達は不良になります。
上手く走れない
ジャンプが苦手
言葉が上手く発せない
物事の判断が苦手
同じ事しか得意でない
発育が遅い・・・
歪みを取って行く事は硬膜の捻じれをとり、脳の圧迫を取って行く。そう言う事です。
時間(月日)はかかります。が、結果は分かると思います。
クラニオセイクラム
頭蓋仙骨療法
様々な問題、疾患、症状は、脳が作り出していると言われています。
最近では、整形へ行っても『心療内科を紹介します』とも言われるそうです。
それくらい体の問題は、心の問題とも関係しています。
心とは”脳=思考”です。
正しい判断を行いやすくするためにも、頭蓋骨調整にも意識を向けられたらと思います。
お気軽にご相談下さい。
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