頭痛
頭痛を訴える方の特徴は、脊髄が伸びないと言う事。
脊髄が伸びない、つまり、背部の緊張がかなり強い。
加えて、後頭骨の後傾。
後頭骨が後ろに傾くと、環椎椎孔とにくの字の圧迫が起こり、延髄であったり後頭下筋群であったり迷走神経などを圧迫させる。
後頭下筋群の緊張は、眼球を動かす筋肉に影響を与える為、目の奥の痛みを生むだろう。
また、帽状腱膜にテンションを入れる事になるので頭頂部の締め付けを起こすだろう。
頭頂部、つまり頭蓋骨を上から押さえつけ、また、後頭骨の後方固定は第一次呼吸システムの動きを制限させる。
その事で、産生される髄液は脳へ溜まり、脳を圧迫し、尚且つ、頭蓋骨を押し広げようとするだろう。
結果、頭蓋内圧が高まるので、思考もままならずただただ頭が痛くてしょうがないと思う。
脊髄の緊張を解き、脳内圧を下げる事でかなり落ち着いてくると思う。
人によっては瞬間的に楽になった様に感じるかもしれない。