過換気症候群
過換気症候群
呼吸(空気の入れ替え)=換気が、過ぎる状態。
つまり、過ぎる呼吸。
過呼吸です。
過換気症候群が引きおこる原因として、精神的不安や極度の緊張などにより引き起こされやすいとされます。
こうした精神状態の時、呼吸の回数が増えるので酸素が血中に沢山入ります。
すると酸素は過剰となり、血液をアルカリ性へと変えてしまいます。
なので袋などで口を覆い、二酸化炭素を吸わせ、血中酸素濃度を下げる対策などが紹介されます。
特に精神的ストレスは無いのに引きおこる方は、一つに自身のストレスではない場合があります。
例えば、自身は満たされているけど、凶悪犯罪などのニュースを見ると心が痛み、そのニュースは無意識で見ているので自身のストレスとは捉えていない場合。
それと整体的に言えば、姿勢不良。
姿勢不良(キーワードがあります)により脳脊髄液の循環が不良の場合、スイッチが簡単に入ります。
姿勢不良により生命機能において最も重要な脳幹部が刺激されれば、自身がそれをストレスと感じてなくともスイッチが入ります。
そのスイッチを解除しない限り、いくら精神的ストレスを解除しても引きおこります。
ここで最も問題なのは薬を飲まれている場合。
薬を飲む事でその成分が血中に入りますので、それらの成分は溶け込みいつしか脳に達します。
血液脳関門があるので直接は作用しないのかも知れませんが、形を変えて必ず脳へ伝わります。
伝わったモノが長ければ長いほど、外的(内的)アプローチではそう簡単に変化は出ません。
脳みそがある一定の形に戻る為には時間がかかる為にです。
20歳以降の脳は細胞分裂しないとされているので、その修復はとても難しいです。
が、神経細胞にある樹状突起は増えるので、刺激さえあれば他の神経細胞とくっ付いて行くので変化は必ず起こります。
が、薬を飲まれておられる場合はその成長も阻害されるので難しくなります。
言葉に『百害あって一利なし』と言うのがありますが、飲む事が悪い事ではなく、飲み続ける事がどうか?と呈しているんですね。
必要だから飲んでるんです!という声もあるでしょう。
お前は医者じゃないだろ!との声もあるでしょう。
いち整体師の考えですので、私の意見も間違っていると思います。
が、なら、何故、飲み続けて楽にならないんですか??
神経細胞の樹状突起は伸びます。
他の神経細胞とネットワークを構築出来ます。
必ず変わります。
あとは、何を信じるか?です。
過換気症候群は、ストレスを取り除く事が最優先とされます。
この世界はあなたが知っている世界よりももっと大きいです。
小さな世界で生きて行く事が人生ではないはずです。
気づきましょう!
特にストレスがないと思われてる方は、思っているだけで、何かしら嫌だと思う時にスイッチが入っている筈です。
それが常にある訳ではないので気づきません。
発作が起こった時の前に何があったのか?を検証しましょう。
本当に何にもない方は、脳幹部へ刺激が入り続けてます。
それは大方、姿勢です。
楽な姿勢によりスイッチが入りやすくなってます。
難しい姿勢とは、世間で言う綺麗な姿勢の場合が多いです。
もしそんな身体になっていたとしたら、それが原因なのかもしれませんね。
色んな事に目を向けましょう。