自発動

チックやジストニアなどとは違う、不随意運動がある。

分かりやすく言うと、授業中、居眠りをしていてビクンっ!ってなって飛び起きる現象(笑)

 

整体(操体法やクラニオセイクラルなど)を施していると、【自発動】と呼ばれる現象が起こる事がある。

患者自身は全く意識していないが、身体が勝手に動き出すと言うもの。

この現象が起こると、我々はその人の身体が勝手に無意識の調整に入ったと理解する。

そう、身体が自ら動いて調整している現象。

 

これを引き起こさせるのが施術家の腕の見せ所でもあり、激しく動けば動かれるほど、こちらとしては「どんどん動け!」と思いながら触っている。

 

身体は同じ状態で居る事を嫌う。

身体の中で生まれたエネルギーを使いたいのだ。

なので、長時間椅子に座っていたとしても、足を組み替えたり、背中を反らせたり、首を回してみたり、伸びをしてみたり。。

僕らは無意識に同じ状態から脱しようと動きをしている。

ある意味、貧乏ゆすりなどもその一つ。

溜まってしまったエネルギーをなんとか発散させたい。

その発散により、関節や筋肉に溜まったエネルギーを流している。

動きによって関節や筋肉は落ち着き、また同じ状態を続けられる。

 

施術に於いても同じで、患者が勝手に動き出し始めると自らの身体が調整に入った事を知り、その動きを更に助長させる。

患者はどんどんと大きく動き出す。

時に患者が笑う「私、身体が勝手に動いていて止められないです(笑)でも、気持ち良いぃぃぃぃぃぃ~♪♪((笑)」

 

自発動をわざと起こさせるように導いているので、抵抗せず、「この先生、さっきから何をやってんだ?」って疑問も持たず(笑)己の身体を感じていてください。

心地良ければ成功!

勝手に動き出したら、自らが調整に入り出したと思って下さい♪

 

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