膝痛と神経
膝は半月板と言う軟骨により、衝撃を吸収し、関節の動きをスムーズにしています。
この半月板にも神経が存在し、その神経は半月板に問題があるから痛みが発生しているのではなく、その神経に何かしら問題がある時に膝(半月板部)に痛みを誘発させると考えられます。
その神経支配部に対して施術を施す事で痛みを軽減できるのでは??
膝の関節は内側・外側とに分かれており、その内側・外側はそれぞれ神経支配が異なります。
先ず、内側・・・
内側も前方・後方とに神経支配が異なります。
内側前方では、伏在神経支配
伏在神経は、大腿神経から派生し下腿内側の皮神経となる。
内側後方では、脛骨神経支配
脛骨神経は、坐骨神経から派生し、下腿屈筋の運動神経、内果後方で足底の皮神経となる。
外側・・・
外側前方では、脛骨神経支配
外側後方では、腓骨神経支配
腓骨神経は、坐骨神経から派生し、腓骨頭部で硬い外側の皮神経と、足部底屈筋の運動神経へとなる。
これらの神経の障害は、膝部の痛みを引き起こすと考えられる。