脊髄

脊髄には二か所ほど膨大部がある。

一つが、頚膨大。

頸椎5番~頸椎7番あたりにそれが来る。

頚膨大部は、腕神経叢とも言え、上肢を支配する。

もう一つが、腰膨大。

胸椎11番~腰椎1番辺りがそれにあたる。

ここは坐骨神経・大腿神経など下肢に関与する神経が出る。

 

脊髄はおよそ腰椎1番で終わり、以後、馬尾神経と呼ばれる脊髄神経の束となる。

腰椎椎間板ヘルニアの好発部位である腰椎4・5番などには脊髄は無いが、ここで激痛を感じると言う事は、やはり硬膜の緊張が末梢神経を刺激し痛みを感じるのだと考える。

 

頚膨大・腰膨大部からでる神経は細かく多々出て来ている。

これは手指の細かい動き、感覚の把握の為と思われる。

 

 

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