考え事

考え事をしていても僕らは日常動作が出来る。

日常動作とは、もう無意識層に入っているのでイチイチ行動を考えていない。

全てが流れで進み、身体の方が勝手に動いてくれる。

 

と言う事は、思考は介在せず、思考と肉体は分離出来る。

肉体は脳により動かされている。

しかし、それは必ずしも思考により動かされている訳ではない。

僕らは思考が介在せずとも動ける。

 

ミミズには脳が無いとされる。

しかし、ミミズは危険を察知すれば暴れるし、逃げようとする。

脳が無くともそれらを知れる。

 

未来予測や過去の振り返りにより僕らの行動は制限したり突き進んだり出来る。

思考は時に有効で、時に邪魔。

有っても無くてもどっちでも良いのに、僕らは思考により振り回されている。

 

”大坂のおばちゃん”と言う人が、「頭の中の声が消えれば幸せになれるし、意識同士繋がれる」と言った。

ペンキ画家の人が言った。「日本人は本来、虫の声と会話で来た」

思考が優先される様になり、僕らはそうした能力に蓋をしてしまった様だ。

 

思考を巡らす日々。

想ったり、悩んだり、喜んだり、苦しんだり・・・

それにより身体の重さも変わるし、動きにも影響を及ぼす。

それらが無くても行動出来るのに、わざわざ僕らはそれをプラスさせている。

 

右脳優先になると感覚が鋭くなると言う。

先のお二人が言う様な事が起こる。

僕もよくある。思った人から電話が掛かる事が。

虫の知らせと言うか、声が聞こえる感覚もある。

あなたから向けられるエネルギーも感じ取れる。

 

それでもやっぱり左脳が働く。

あれこれ悩んだり、苦しんだり、辛くなったり・・・

人間とはそう言う生き物で、妄想でも苦しくなり行動が鈍くなる。

 

しかし余計な雑念は精神も肉体も弱らせる。

出来るだけ青空見てボケ~として、気のまま動きたい。

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