痛みの解消
痛みは引っかかりや断裂、挟み込みや伸ばされ過ぎ・縮み過ぎ、痛みの物質の滞り、組織破壊、神経伝達不良や血流不足などで引き起こされる。
手技療法で断裂や組織破壊のアプローチは難しいので、電気治療の方が望ましい。
自分の痛みがどのタイプか?を判断するのはとても難しい。
僕ら治療家に任せた方が良い。
よくクライアントがショックを受ける(?)事がある。
それは『骨が動かない』と言う表現。
自身が動いているので『骨が動かない』と言われても意味が分からないのと、もの凄く悪い事が起こっているのかも!と想像する様で・・・
『骨』と言うのは『関節』を指し、よく「肩こりで筋肉が固まっている」と言われる事があるが、多くが筋肉が固まっている訳ではなく肋骨と背骨の関節が固まっているせいで、僧帽筋など肩・頸の筋肉が動けず固まっている場合はよく見られる。
この場合は、肋椎関節を解放すれば肩こりは一気に無くなる。
つまり、骨を動く様にしてあげると楽になると言う事。
その為に頸にパキっと言う矯正を行う訳ではない。
人体にはもの凄い数の関節があり、その関節が右左、上下、前後対称に同じ様に動いている訳ではない。
右利き・左利きがあったり、動きの癖や臓器位置により動きは異なる。
それらをずっと放っておく事で微細に関節には動きの差が出来る。
全く動か無くなった所では動かないので痛みが生じる。
時に動かない関節の分も動かないといけない関節にも痛みが起こる。
これらを解放して行かないと楽にはならない。
筋肉を揉み解す事で解放される。
ダイレクトに骨を矯正して行くと解放され楽にはなるが、矯正を怖がる方も多くおられるので頻繁に行う事はしない。
骨は固まる。
癖や習慣、臓器の位置や利き手などの影響により。
左右対称、前後、上下対称に動いている訳ではない。
それらによって骨の動きに差が生れ、その差によって詰まったり、固まったり、引っかかったり、伸ばされたりする。
それらを開放する事で痛みは減る。