痛みと肋骨

肋骨は、背骨とコネクトしているので、背骨の硬さはそのまま肋骨の動きと繋がる。

肋骨の硬さは肩甲骨(上肢)の動きや頸部(脊柱で繋がる)の動きに影響を及ぼす。

肩の問題や腰の問題、頸の問題に肋骨の柔軟性は非常に意味を持つ。

 

肋骨の柔軟性は上肢の挙上時、伸展する事でその可動域を上げる。

肋骨が捻れる事で腰はスムーズに捻れ、ゴルフやテニスなど捻る運動にとって痛めない身体となれる。

頸部とは脊柱との繋がり故、その可動制限は頸部運動を制限させる。

 

また、肺の動きに関与しているので、肋骨の可動域制限は酸素摂取量を減らす。

すると慢性酸素不足を生み、身体は酸素を取り込む事にエネルギーを使い始め、無駄に疲れる。

当然、老廃物の排泄が出来ないので、痛み物質が体外に排泄が鈍る(痛みが続く)

 

脳脊髄液の循環には脊柱の柔軟性がキーワード。

肋骨制限は脳脊髄液循環不良を生む。

故に、神経伝達などの問題を引き起こす。

 

マッサージなどで背中を押された際、「うっ!」と呼吸が苦しくなる人は、肋骨の柔軟性が低下していると考えられる。

また、肩の問題・腰の問題・頸に問題を抱えている人は、肋骨の可動域を作る様にした方が良い。

 

けやき整骨院に相談して下さい。

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