気圧
気圧は下がれば下がるほど抑えつける圧が減るので、抑圧されていたモノは解放され膨らむ。
大気の圧が低いと言う事は、大気は圧せられるモノがないので動きやすくなる。
故に自由に動き回る=風が吹く。
低くなればなるほど自由度は高くなるので、風は強くなる。
海水も同じで、圧が下がれば膨らむ。
膨らんだところに大気のも自由に動き回っているので風が吹きその風によって海水が大きく動かされる。
つまり、波が高くなる。
人体の半分以上は水。
細胞の殆どを締めるのは水。
その水も外気圧が下がれば圧するモノが減るので解放される。
つまり、細胞が膨らむ。
細胞が膨らむと細胞膜は膨らみ千切れそうになる。
それらが数千億、数兆単位で起こるので脳はその悲鳴を聞き警戒警報を鳴らす(痛みとして感知)
逆に大気圧が高まると、抑えつける圧が強くなるので息苦しくなる。
加えて湿気があるとその水分によって更に重さ感は強くなり、湿気があるが故に汗が出にくくなる。
汗は体温を下げる為のシステム。
汗が出ないと言う事は体内に熱がこもる。
熱中症はこうして起こる。
炎天下では日差しによる体温上昇に加え、大気圧が高ければ抑えつける圧によって毛細血管の流れも抑えつけられ、汗が出にくくなる事で熱が体内に溜まり熱中症を起こす。
また、風通しの悪い空間では更に圧迫感により圧は高まり熱はこもる。
今日は湿気が多く、気圧も高い。
故に息苦しい・・・
こうなると思考も鈍り、やる気も失せる。
低気圧ばかりが悪の根源の様に言われるが、高気圧が必ずしも良いわけではない。
気温が高く、気圧が高いと熱はこもる。
雲が低ければ狭い部屋理論で熱はこもる。
湿度が高ければ更に熱をこもらせる・・・
エアコンをドライにして、扇風機で風を起こし、快適な環境を。