抜けそうな腰痛
抜けそうな腰痛。
依頼としてよくある。
このパターンは歪み(フィクセーション)がある事が多い。
それが取れれば無くなる。
こうなる理由として、前傾の動作、もしくは、不良姿勢を長時間続けた事によるパターンが多い様に思う。
前かがみでの作業が続いたとか、掃除をしていたとか、草抜きとか。
頬杖をついた状態で寝っ転がっていたとか、腰を丸めてデスクワークをしていたとか、片方の膝を持ち上げ作業をしていたとか。
長時間の同じ姿勢の継続は、背筋にもの凄いテンションを掛ける。
そのテンションは直ぐには縮まらず、伸びた状態で強制的に縮めようとすると筋線維の滑走は起こらず突き刺さる状態となるので「痛ててて・・・」となる。
おそらく前傾作業を続けて、腰が痛くなり、腰を伸ばそうと反って「痛ててて・・・」となった経験の人は多いと思う。
筋肉は同じ形状を続けると、その形状から直ぐには元に戻れなくなる。
故に僕らは動き続ける生物であることの証明。
動きをせずに、長時間の同じ姿勢は筋滑走が出来なくなる。
長ければ長いほどそれは難しくなる。
そんな姿勢を取っていても、いつか必ず動きたくなる。
その動きの際に、滑走が結局上手く出来ずにいる筋肉があると、滑走する側の筋肉だけが滑り関節が動くので、そちらばかりの動きとなる。
当然、左右・前後・上下の筋(関節運動)バランスを崩すので、それは違和感・痛みとして脳へ伝わる。
急に体勢を変えようとすると、付いてこない部分は抜けそうな感覚として伝わる・・・
筋線維を滑走させるようにしてあげないといけない。
それは揉みほぐしであり、モビリゼーションであり、運動である。
抜けそうな腰痛。
けやき整骨院にご相談ください。