承認
物に溢れた今、人々が欲しがっているモノは【承認】だと言われます。
つまり、『認めて欲しい』
承認とは難しいモノで、相手の事を思って承認したつもりが、相手がそれをネガティブに受け取る場合があります。
この言葉の意味が分かりますか?
『あなたが居てくれないと困るの!』
そう聞くと、『私は必要とされている人間だ!』と捉える人が居る反面、『私が居ると”困る”んだ・・・』と取る人がいる・・・
言葉の受け取り方の問題と、言葉の使い方の問題ですが、この様に存在を承認したにも関わらず、受け取り方が変わるのです。
承認を欲する”モロサ”から来ている問題なのかもしれません。
それだけ【承認】されなかった経験が多い(長い)と、【承認】されても受け取りを拒否する様になるんです。
私たちは、つい意地悪で相手が自慢して来た事に対して『はいはい』と軽くあしらったり、『調子に乗らず、頑張りなさい』などと言ったりします。
言った事に対して、自分が求めていない返事が返ってくると、『承認されなかった経験』として蓄積されていくのだと思います。
なので、時にはそれらもこちら側が受け入れてあげて、意地悪さを減らして行く事も周りの我々にも大切な事なのかもしれませんね。
時代は大きく変わり始め、学校や職場に行けない、行きたくない人達も増えました。
引きこもりやニートなども社会問題化しています。
ここで強引に『行け』などと言葉をかけると、『承認されてない(居場所を否定)』と受け取り、それが積もり積もると殺人事件にまで発展する現在です。
相手の夢ややりたい事を聴き、学校や社会へ出て行く事に何のメリットがあるのかを、そっと一言伝えるだけでも良いのかも知れません。
今やインターネットでビジネスも始められます。
今まで存在しなかった職業も、インターネットで生まれています。
学校や職場へ行かなくとも(行けなくとも)学ぶ方法はいくらでもあります。
学校へ行かなくても良い。と言ってるのではありません。
私の考えは《体感(経験)の方が多く伝わる》ですので。
しかし、方法はいくらでもある事に気づいて下さい。
それともう一つ。
それらを伝え、教えてあげる事は、家族や周囲の人たちの役目だと思います。
『行かなくてもイイよ』と伝える事は簡単です。
その簡単な事だけをして済ますのではなく、違った情報提供をしてあげて欲しいと思います。
分からない場合は、私がお話ししましょう!
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