手首痛
手首痛
女性に多いです。
腱鞘炎ともドケルバンとも言われます。
フィンケルシュタインと呼ばれる、親指を握り、小指側へ手首を曲げると痛い!なんて症状から、捻る動作で痛む、つまむ動作で痛いなど様々・・・
その多くは使いすぎと言われます。
間違いではありません。
使いすぎの擦れにより引き起こされています。
が、ここで”使いすぎ”とは何なのか?です。
猛烈に手作業を行う人でも、かなりの力を入れて同じ動作をし続けるのなら起こるでしょうが、日常動作程度の繰り返しで痛む・・・のは正直『使いすぎ』で片づけられるとクライアントは不信がると思います。
これらの痛みには理由があるのです!
ただ使い過ぎた訳ではありません!
結果として痛みが出ただけであって、問題はそこではありません!!
多くの人がそこを無視して注射を打ったり、湿布をしたり、電気治療を行ったり・・・
問題はそんな所ではありません。
筋力の問題は正直あります。
筋力が弱ければ、手首を安定出来ないので筋肉のルートが変わります。
神経のルートが変わります。
血管のルートが変わります。
ルートが変われば、ちょっと使うだけでも角で擦れます。
なので筋力強化は必要ですね。
一番簡単なのは、手のひらを上にしてグーパーを100回×3回/毎日行う事。
筋力強化は最低限必要です。
それに加えて必要な事は、【アライメント】です。
上肢(いわゆる”腕”)とは、体幹と鎖骨だけでコネクトし、基本、不安定な状態で存在します。
その不安定さから痛める要因が多々あります。
姿勢の歪みは末端部に影響します。
手指を動かす神経は首から出ています。
姿勢の歪みは神経の出口を刺激します。
指を動かす為の神経伝達出口が圧迫される事で、手首への情報伝達が鈍くなる事で、動きの正確性が欠けてきます。
問題は手首の問題では無い!と言う事です。
極たまに、手術をされる方がおられます。
問題を先送りにしただけです。
注射も同じです。
骨アライメントをチェックしませんか?