患部に囚われてはいけません
診療後、帰宅すると娘が歩くと足首が痛いと。
聴けば、右足首の奥に痛みがあり、触ってもどこが痛いか分からないと。
まず、横になって膝・足首・足底を検査。
下脛腓関節がゆるいのが気になる。
とりあえず、その辺の関節を適当に動かし、歩かせる。
当然、痛い・・・
立位で検査。
つま先立ちになると痛むと言うので、つま先立ちでも痛みが軽減すポイントを探す。
足底に見つけたので、そこを調整。
もう一度、つま先立ち
「どう?」
「痛い!」
でも、そのあたりで間違いないと判断し、T1テクニックを使う。
外側楔状骨PS-CCWアジャスト!!
「どう?」
「おっ!痛くない!!」
「最初の痛みを10とすると、今はどれくらいに下がった?」
「ん~、3くらい?」
あとは、テーピングで補強。
これも、親(トレーナー)としての役目です!!
しかし、これも患部(痛みを訴えている部位)だけを診ていると分かりません。
痛みは、どこか悪いところの代償で出ている事が多いです。
患者の訴えも必要ですが、患部を見つける能力はもっと必要です!!