循環
エネルギーとは循環している。
循環している筈なのに、止めるとそこにはエネルギーは溜まり続けて、耐え兼ねた時に崩壊する。
結局、流れる。
止めてもそこにはエネルギーは掛かり続ける。
上手く流す事が大事。
腰が痛いのは、そこにエネルギーが溜まり続けるから。
肩が凝るのは、そこのエネルギーが溜まり続けるから。
頭痛も、耳鳴りも、胃が痛いのも、うつ病も、癌も・・・全て同じ。
止めるからそこに溜り続け症状を生み出す。
エネルギーは流さないといけない。
流すからそのエネルギーは別の用途で使われる。
エネルギーを流す為には柔らかさが必要になる。
柔らかさとは身体が柔らかいではない。
開脚が出来るではない。
しなやかさ。
若木はゆらゆら揺れて衝撃を受け流す。
枯れ木は硬く、衝撃をもろ受け折れる。
しなやかさとは、それ。
エネルギーが入ってきた時に、しなやかに次へ送る。
自分に衝撃が残らない様に。
しなやかは折れ曲がるではない。
直に元に戻る。
元に戻る。
つまり、軸は折れない。
軸を折らない。
もう一度、若木を思い浮かべて欲しい。
台風であっても茎は折れない。
しなやかに揺れて、強風に抗わず、強風を受け流し続ける。
風が止んだ時、若木は元の形状に戻る。
茎は折れない。
人間も同じ。
軸を折らない。
軸とは心であり、志。
そこが折れるから、巨大なエネルギーにヤラレル・・・
しなやかに
穏やかに
ゆっくり揺れて
エネルギーを循環させる。