反力
施術の際に、相手を押すと押したエネルギー分、実はこちらにも相手の押し返す力が返って来る。
相手の押し返す力が強ければ、そのエネルギーはこちらの内部に入り込む。
入り込んだエネルギーが発散出来れば良いが、発散されず溜まるとこちらにエネルギーが残り、いつかその影響が出て来る。
エネルギーは与えるモノではなく、奪うモノでもない。
エネルギーは、相手の中で循環させないといけない。
相手の中で強い所から弱いところへ向かわせなければならない。
エネルギーを与えると、こちらは弱る。
逆にこちらが貰うと、疲れる(憑かれる)。
こちらのエネルギーはこちらで循環させ、施術では相手のエネルギーが相手の中で回る様にしないといけない。
押せば反力が来る。
反力はこちらに入る。
放っておけば、こちらに残る。
エネルギーが溜まっている人は多い。
施術では、それを流す。
弱っている所へと流す。
すると相手は元気になって来る。
しっかり循環し始めた事を知れるのは、内圧が均等になり、相手の軽々爽快な雰囲気な姿を見た時。
なので、こちらのエネルギーを与えてはいけない。
相手から貰ってもいけない。
相手の持つエネルギーで相手の生命力(活動力・意欲)を上げる事。
押すと反力が入る(戻って来る)。
反力が返って来ない様に施術する事が、こちらの腕の見せ所。