不眠症
頸椎をけん引してもらった夜、何年かぶりに爆睡出来たと言われた。
そもそも脊柱(骨盤以外)は、交感神経により硬くなる。
上部頸椎は副交感神経の出口となるので、ここを緩める事は副交感神経に振れやすくなる。筈。
特に環椎は脊柱の中でも最も可動域が広く、また、変位しやすい。
環椎の変位は、この副交感神経を狂わせる。
環椎は、後頭骨と環椎後頭関節を形成し、眼球の動きなどの際にこの部分の後頭下筋群を固め、この関節の動きを制限させ、この部分から出る副交感神経を抑制させる。
この部分から出る迷走神経は、内臓器の働きの大半を行い、ココが作動しなければ内臓器の動きは低下し、働きが低下すると言う事は食べ物の消化吸収に膨大な力が必要になるので、人体のエネルギーの大半はここで消費される為、普段の生活する上で身体を動かすのが辛くなる。
こうなると、ちょっとした事でスイッチが入るので、イライラなどを生む。
イライラするので寝つきも、寝ても直ぐに目が覚める状態となると考える。
不眠では頸椎(上部)をしっかりと緩める事が大事だと考える。
牽引よりもここに過剰なエネルギーが溜まらない様にアプローチする事が大事だと考える。
不眠でお困りの方は、けやき整骨院に相談してみて下さい。