デルマトーム
痛みの波ってありますね。
分かりやすいのが便意を催した際の腹痛。
あと、居眠り時のコックリコックリ。
クラニオセイクラムを施していると、髄液が移動した際に痛みが起こったり頭が下がったりするのを感じた時、なるほど!この周期は髄液の移動のせいかと氣づいた。
おそらく髄液が移動した際、硬膜にテンションがかかりそれ故に神経が圧せられ緊張を起こすからだろう。
逆に髄液が流れるとそのテンションが減るので、一気に楽になったり、力が抜け頭が落ちるのだと考える。
痛みの波は血管の拍動によるものもあるが、第一次呼吸システムによるものも存在する。
後者の場合、患部を押さえても痛みは減らない。
上記は、「デルマトーム」と呼ばれる感覚神経支配領域を記した図。
激痛の波が”ソコ”に出た際は、髄液は関連の脊柱内に溜まっているのだと考える。
患部を押さえても痛みが減らない場合は、おそらく脳脊髄液によるものと捉えた方が良いだろう。
髄液による圧迫は、髄液の循環不良が起こっている事が考えられるので、髄液の循環促進は必要な事だと考える。