ショウタイ
僕らの身体は敏感で、様々なモノを感じ取れます。
感じ取れるのは、感覚器と呼ばれるセンサーが、身体の至る所にあるお陰です。
感覚で最も広く分布しているのは『触覚』で、その感覚には、
・動きの感覚
・内臓器の感覚
・平衡感覚
・位置の感覚
・触れられている感覚
・圧力の感覚
・温度感覚
・痛みの感覚
・筋肉や腱が無駄に伸ばされない様にするセンサーなどあり、僕らを動かし活かしています。
触れられている・痛み・圧力や温度のセンサーは皮膚表面に広く分布している自由神経終末により直に感知されます。
触や圧、刺激が強くなればその他○○小体と呼ばれるセンサーでも感知され始め、様々なセンサーが作動し始める事で脳に『こんな刺激が入ってます、こうした方がイイです!』と信号を送り、その信号に直ぐさま反応(対応)します(無意識)
ちなみにそれらの刺激は強すぎると痛みとして感知されます。
【快】の感覚とは、入って来た時と余韻で続きますが直に消え去ります。
一方、【不快】の感覚は、一度入ると当分続きます・・・
また、【快】の感覚であっても、受取り手がその【快】を不快と感じれば、【不快】となります。
例えば、大好きな相手から頭を撫でられると【快】の感覚を受け取りますが、嫌い・苦手な相手から頭を撫でられると、同じ頭を撫でられると言う【快】の刺激の筈なのに【不快】と感じます。
面白いですね(笑)
もっと言うと、触り手の感情とは受け取り手に伝わります。
なので、痴漢の感覚は分かるのです!!
センサーとは、物理的な刺激以外の見えない感覚さえも感じ取れる、もの凄い研ぎ澄まされたモノなのです!!