クラニオセイクラム

頭に血が上ると、自分で思ってもみない行動に出て、そんな自分を第三者目線で見ていた…
なんて聞きますが、これは脳の興奮(神経の興奮)によって脊髄の上部(肩甲骨辺りまで)辺りまでを膨らませる事で脳脊髄液の流れを止めてしまうんだと考えます。
電気風呂に入ると勝手に指が丸まる経験をした事がある人もおられるでしょう。
その現象が神経の軸索でも起こる。
極度の緊張状態などに晒されると、脳細胞は活発に動き、脳細胞から発生する大量の電気によって軸索は興奮する。⁡
その興奮によって軸索は硬直し、太くなる。
その興奮している神経の数が増えれば、多くの軸索は太くなり、結果、脳は膨張し、脊髄は膨張する。
よく背中が硬くてほぐせない人が居られるが、これは筋肉が凝ってそうなっているのでは無いと考え、これは脊髄の膨張により背骨が動かないからそうなっているんだと考えます。
なのでいくら解しても緩まず、硬いまま・・・
一方で、頭蓋内の髄液は脳の膨張により脳と頭蓋骨によって圧縮力が掛かるでしょう。
⁡この圧縮力により髄液には圧力がかかり、広がろうとしますが頭蓋骨側は硬いので圧は外へは逃がせず、逆に柔らかい側の脳(内側)に圧を逃すでしょう。
そうなると脳を圧迫して来ると考えます。
脳は大脳皮質と白質と言う皮と実から出来ており、皮の方で情報を発信したり受信したりしている細胞体がありますが、その皮の部分が髄液によって圧迫を受ける事で正しい情報発信・受信が出来なくなるでしょう(思考=理性が働かなくなる)
大脳皮質で思考=理性が働かなくなると、脳の奥(白質の奥)にある大脳辺縁系(感情を司る=動物脳)がメインで働き出します。
動物脳は、好き・嫌いなど両極端な思考しかなく中間が無いので、それを敵だと判断すると攻撃してしまう。⁡
理性は先ほどあげた様に髄液によって圧迫されているので働けず、ただ映像(音声)としてだけ入って来る事となるでしょう。
これが頭に血が上ると自分を見失い、訳の分からない行動に出て、自分ではそれを覚えて無かったり、自分ではない自分が自分を動かしたかの様に錯覚させるんだと考えます。
神経の興奮。
神経の興奮が急激に起きると、理性を忘れた行動に出るでしょう…
また長期間に渡ってその状態が続くと認知機能に問題が起こるでしょう…
故に神経(脳)の興奮状態は下げさせないといけない(頭を冷やす)
極度の不安に陥ったり、陥らせてはいけない。
僕の仕事は昂ぶった神経を鎮める事。
髄液を流れる様にしてあげる事。
⁡⁡
脳の興奮は誰にでも起こる。
⁡急激にそうなる場合も、ダラダラとなる場合も、過剰になる場合も様々。
脳の興奮が起こった時、訳が分からなくなって行動する前に落ち着く事は大事で、そばに居る人が落ち着かせる事は大事。
そうさせない様にする事が大事。
昂りが収まらず、こり感や疲れを感じてる人はけやき整骨院に相談して下さい。

 

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