オスグッド
中学生でスポーツをしてる子に多い「オスグッドシュラッター病」
これは骨の成長する骨端線付近に大腿四頭筋(膝蓋腱)が付着しており、四頭筋の筋疲労(学生は休むと言う事をせずにガンガンやりたがる)及び筋収縮力によって膝蓋腱が骨端線部を前に引っ張る事で起こります。
これは骨の成長が止まれば治りますが、それまでは痛いです。
「治療によって良くなりますか?」とよく聞かれますが、筋肉をほぐす事で痛みは軽減します。
また、骨端線部を押さえる事(テーピングなど)で前方への引っ張りが減るので軽減します。
この頃の子は筋肉がパンパンで、皮膚と筋肉がくっ付いてしまってます。
なので皮膚にテンションがかかれば必然的に筋肉も伸ばされます。
よく「ストレッチ」をして筋肉を伸ばしますが、皮膚が伸びるとそれだけで膝蓋部が痛いと思います。
ストレッチをするよりも、筋膜リリースの方が効果的と考えます。
あと、全体的な関節の硬さはオスグッドを助長します。
各関節モビリゼーションを行う事で痛みは減ると考えます。