ぎっくり腰の治し方
ぎっくり腰は大よそのメカニズムが分かっていれば、簡単に治ります。
よく『骨盤の捻じれ』と言うのを聴いた事があると思いますが、骨盤は基本、動きませんので、”骨盤の捻じれ”と言うのは厳密には正しくありません。
が、
周囲筋の牽引により、筋膜が引っ張ったり、主要神経・血管があるので、その位置異常は大問題を引き起こします。
股関節は球関節(臼状関節)である為に、その可動域は広く、例えば”休め”のポーズをとると、その形状は捻じれたように見えます。
で、
この形状で筋膜にテンションが掛かると上記の筋膜・神経・血管にもテンションがかかるのでそれらが切れてもらってはいけないので、脳へ電気信号として『それ以上、動くな!!』の号令が出て動けなくなります。
よって、ぎっくり腰を治すに当たり、骨盤をどうこうしようとしても動く筈がなく、歪みそのものである股関節のROMを広げないと何も変わりません。
しかし、ヘルニアまで至った人であれば、脚を動かすのは至難の業で、動かそうものなら神経に当たるので激痛がおこります・・・
なので先ずは筋膜の弛緩が重要で、その筋膜とは、結局、全身なので全身の筋膜を弛緩させる必要がありますが、ワンポイント!!
筋膜は全身を取り巻いているので、全身を弛緩させなくとも、ある部分だけを弛緩させても効果が出ます♪
私はクラニオセイクラムも行っているので、それでアドバイスすると、矢状縫合アプローチがダイレクトに筋膜アプローチが行え、おススメです♪
矢状縫合とは、頭蓋骨の真ん中で、分かりやすく言うと”ウル〇ラセブン”の”アイスラッガー”部分を指します。
ここは筋膜が直に触れるので、そんなに力はいりません。
やさしくアイスラッガーを開くようにします。
すると、あ~ら不思議♪
一時しのぎにはなりますので、お試し下さい。