ぎっくり腰と気圧
ぎっくり腰に限った話ではありませんが、皆さんもよく聞くと思いますが、『雨の日は膝が痛い』と言うヤツ。
雨の日は低気圧の事が多いです。
低気圧
気圧が低いって事ですね。
気圧とは、気の圧力の事です。
僕の大好きな”氣”です(笑)
いつも言ってる様に”氣”とは摩訶不思議な現象ではなく、『エネルギー』なのです!
話はもとい!!
大気の圧力が低くなる。高くなる。
圧が低くなると、圧迫するものが無くなるので全体的に開放されます。
開放とは大きくなる・動きまわると言ったイメージです。
なので、低気圧となると圧迫から解放されるので、大気は動き回ります。
つまり、風が吹く。
海などのそうですね。
海水が大気からの圧力が無くなるので膨らみます。
ここに風が吹くと波が高くなるのです。
人体の60%以上は水です。
つまり、海水と同様、気圧が低くなると水が膨張するのです。
人体の中の水。と言って、皆さんが真っ先に思いつくのは『血液』だと思います。
しかし、人体の中の水で、血液が占める割合はたった5%に過ぎません。
つまりは、血液以外の水の成分の方が圧倒的に多いと言う事です。
圧倒的にある水の殆どは、”細胞内液”と呼ばれ、細胞を構成しています。
分かりやすく言えば、卵。
卵の殻が、細胞壁。
卵の黄身が、核。
卵の白身が、細胞内液です。
僕らを構成している細胞は約60兆個存在し、その一つ一つに水が入っています。
その一つ一つが気圧により普段は押さえつけられていますが、気圧が下がると膨らむ。
細胞が膨らむと壁が破れそうにテンションがかかりますね。
風船で言うと、パンパンになる状態。
パンパンになった風船を上から押すと割れそうで怖いですね。
あの感じ。
細胞がパンパンに膨らむと、動くと割れそうになるので脳はそれを”痛み”として感知し、動きを制限させるのです。
また、人体がパンパンになると、水の循環は滞ります。
そうなると”むくみ”と言う現象が起こります。
むくみは、『足がむくむ』、『顔がむくむ』と言った外的要因となりますが、それよりも内的要因の方が怖いのです。
内的要因。
つまり、水の循環が滞ると言う事。
老廃物が流れないと言う事です。
腰に疲労物質がたまった状態でむくむと老廃物がたまった状態になるので腰はずっと痛い。
加えて、腰の筋肉などの細胞もパンパンに張れるので、割れそうになるので脳は痛みとして感知します。
これが、腰痛となります。
腰痛だけならまだしも、これがぎっくり腰になる事も!
それは、脳脊髄液が関与します。
その話は、またいつか。