師匠の投稿よりシェア

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呼吸について数回に分けて投稿させていただきます。

健康の為に食生活に気を使っている方は多いと思います。 身体は食べ物でできていますし、食べ物がないと死んでしまいます。

ところが・・・数日間・1~2週間食べなくても死ぬことはありません。 しかし・・・呼吸が出来ないと10分か…20分以内には多くの方が死んでしまうでしょう。

それほど呼吸は、「生きる」という事に深くかかわり、健康を左右する重大な行為であるにもかかわらず、皆さんいかがでしょうか・・・自身の呼吸を意識しながら日々の生活を送っていますでしょうか?

東洋では「呼吸」という行為を、とても大切にしています。 ヨガでも気功でもそうです。 また出産時や習い事や芸道・歌なども呼吸を意図的に行う習慣があります。運動時もそうです。

起きている時も…寝ている時も・・・片時も呼吸は連続的に、しかも無意識でも行われています。

無意識で行われるからこそ意識する人が少ないのかもしれませんね。

現代の日本では・・・精神的疾患がとても増えています。 私もこれまで施術現場で少なからずのクライアントさんを診てまいりました。

ほぼ100%の方と言っていいほど、呼吸に問題があります。 また呼吸法を指導させていただいても、呼吸を方法論にのっとってコントロールすることがとても苦手ですね。

呼吸法などのご指導される方は、この点は強くうなづいてくださるのではないでしょうか?

呼吸は意図的にも出来ますし、無意識でも行われています。
自律神経が、この時には呼吸を支配しているわけです。

したがって無意識で行われている呼吸は、潜在意識下の自律神経の在り方を表しているわけです。

また伝統療法的ですが、自律神経の中枢は無意識下の脳の領域でコントロールされています。 脳は「心の座」でもあります。

つまり、呼吸の在り方は、心の在り方を表してもいるのです。
このあたりも、もう少し心療内科の医師も、薬ばかりを処方するのではなく、時間をかけて患者さんにご指導いただきたいと思います。

呼吸が弱い時は心も弱っている時。
呼吸が浅い時は心がなにかにとらわれ過ぎている時。
呼吸が早い時は心が昂ぶっている時。
集中している瞬間は呼吸は止まっている。
力を瞬時に出す瞬間は呼吸は強く短く吐いている。

私も若い時は人の呼吸を観察しても、うまく洞察できませんでしたが、経験を積むにつれて随分とわかるようになり診てとれるようになりました。

吐く息は副交感神経を刺激して、吸う息は交感神経を刺激する。

これは筋肉とも連動しています。 吸う息は筋肉を硬くさせ吐く息は筋肉を弛緩させる。 つまり・・・吸う息が目立つ方は交感神経活動型で、身体もかたい・・・となります。

大体・・・身体が硬い方は、思考もまじめで硬い。 このように洞察出来る訳です。

東洋の呼吸に対する考え方はこれくらいにして、次回は医学的に呼吸の事を投稿させていただきたいと思います。