ポストコロナ

師匠の師のブログから抜粋です。

一部、特定される個人名・団体名は伏せておりますが、それ以外は原文です。

 

ココから

皆さん、こんにちは。

コロナウイルスが人間に大きな変化を要求しています。
それは経済(金)か命かという究極の選択です。

命を優先してコロナ感染を封じ込めようとすればするほど、経済はフリーズして奈落の底に落ちていきます。

あなたが人生で最も大切なものはなんですか?
お金、地位、それとも命ですか?

どれも大切なものだと思います。
しかし人生を経るにつれて考えが変わって来ます。

ハーバード大学医学部の「世界一長い人間研究」といわれるハーバード卒業生約800名と、貧しい地域の人たち約800名に対する75年以上にわたる人間の比較研究です。
人間にとって最も大切なものに関して面白いことがわかっています。

社会人としての人生の初期には両方のグループともお金や地位・名誉を求めます。
そして人生の晩年になって、なんと両方のグループとも「人間関係」と答えたというのです。

M会の古い会員の一人に横浜市の○○中学校で校長先生をしていたKさんがいます。
〇〇中学校では、全校生徒のほとんどが自分の「志」を言える若者に変身して巣立っていきます。

そのKさんが「一人だけ心残りの生徒がいる!」と言いました。
その生徒と面接をしたとき「自分は、志なんて持てねえよ!人生なんて何の意味もないよ」と。

「それじゃあ何が人生で大切だと思う?」
しばらく押し黙って「愛だよ!」と。

Kさんは「その子は、愛されたいんですよ。
そして人を愛する天命を持ってうまれてきているんです」と。

つまり、人間関係の究極を求めていたのです。

K先生はその時、定年でしたが、再任用でもう五年校長を延長することができました。

でも校長を続けることなくM会の同志たちと立ち上げた「○○プロジェクト」の専務理事に手をあげました。

「僕は、残りの人生を『志』にかけます。
世界中の子供たちがこの世界の危機を救う志を持って互いに繋がりあって世界を救ってほしい」

K先生にとって地位、名誉、お金より大切なものがある。
それは『志』でありそれを共有する仲間との人間関係です。

そんなのきれいごとだよ!
という人たちもいるかもしれません。

でもどんなに否定しても人の心の奥底には崇高な想いが存在しています。
そして人と繋がりたいという想いがあります。

その想いを顕して生きる人生を選ぶのか、それとも、その想いに蓋をしてお金を求めて地位や名誉を求めて生きるのか
それが私たちの究極の人生の選択です。

そして両方の想いがあるのが人間で、肉体を持っている以上、当然のことだと想います。
そしてどちらを選ぶかは一瞬一瞬が選択ですね。

良いも悪いもありません。

ただ、岐路に立ったときにどちらを選択するのかを意識することが大切だと想います。

令和二年はコロナの猛威がその問いを私たちに突きつけています。

それは単に「命」か「経済」かではありません!
「命」を活かすことです。

それは人との関係に帰着しいます。

「命」を活かすことは人を活かすことです。
それには素晴らしい出会いと人間関係が大切です。

2020年は命か経済かの選択ではなく命を活かすという選択なのだと思います。

ウイルスに怯えるのではなく、ウツになっている場合でもなく、どうやったら命が活かせるのかを共に考えましょう!

私はこれまでインターネットを介してのコミュニケーションよりも実際に会うことを重視してきました。

でもコロナウイルスによってその考えにも大きな変更を余儀なくされています。

それはネットで私の想いを伝えることです。

コロナのおかげで毎日ズームで会議をしたり人間関係を創っています。

それしか選択肢が無いと意外と工夫が生まれます。

結構いい感じです。

私たちはコロナのおかげで新しい未来を創り出そうとしています。

近くライブで皆さんとインターネットを介して話しできるようにしたいと想っております。

あろうことかそれを楽しみに想うようにまでなりました!

なぜなら世界中の人びとと地域や、距離など垣根を超えて話せるからです!!

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