骨格の歪みは“脳の勘違い”?
「姿勢が戻らない」の本当の原因とは〜
「姿勢を良くしようとしても、すぐ戻ってしまう…」
「歪みがあるって言われるけど、何度調整しても元に戻る…」
そんな悩みを抱えている方、少なくありません。
実はその“戻り癖”、骨のせいではなく“脳”のせいかもしれません。
■ 脳には「身体地図」がある
僕達の脳内には、身体の各部位をリアルタイムで把握する“地図”が存在します。
これは神経学的には「ボディマップ(身体地図)」と呼び、感覚や運動の制御に欠かせないものです。
ところが、この地図がズレてしまう事があります。
たとえば怪我やストレス、長年の癖などで、脳が「今の身体の状態を正しく認識出来なくなる」のです。
■ 「感覚運動ミスマッチ」が不調の原因に?
脳のボディマップがズレていると…
✅ 姿勢が崩れる
✅ 痛みが出やすい
✅ 動きがぎこちない
✅ 本人は「正しい姿勢」のつもりでもズレている
これは「感覚運動ミスマッチ理論」といわれ、現在では慢性痛の一因としても注目されています。
■ 整体と運動で“脳の再教育”を
整体で行われる事でイメージする事とは、「骨を整える」「筋肉をゆるめる」かもしれません。
しかし、けやき整骨院で行う事とは、触れる・動かす・意識させるというプロセスを通じて、脳内の身体地図を書き換える事が目的です。
その為に、例え話や実際に動いてもらったりした後に変化や気づきをしてもらいます。
変化に気づく事で、無意識=癖(記憶された状態)を変えていきます。
当然、これらは直ぐに元に戻るので、定期的に施術を受ける(僕の話を聞く)事で修正されて行きますので、痛いから来る・痛い時だけ来る・痛くなりそうだから来るではなく、僕の言った事を取り組んで、この数週間の成果をチェックしに来ると言った形の方が効果が実感しやすいです。
脳の地図を書き換えるには、どうしても月日が掛かります。
今の状態から変化したいなら、定期的に通う・続ける事が大事です。