食べ物が自分を作る
昔の日本人の食事は、米や大豆製品、野菜や干物が多かったとされ、その頃の日本人は、米俵を女性でも担げ、また、江戸への参勤交代などに代表される様に遠方まで荷物を担いで歩けた。
それを見た外国人が、これだけの力があるならタンパク質を摂らせたら彼らはどれほど凄くなるのだろうと肉食にしてみると、飛脚など直ぐに弱って走れなくなったと言う。
これらは結局、消化にエネルギーを使っておらず、昔の日本人の食生活であれば筋肉の修復や疲労回復にエネルギーを使っていたんだと知れる。
現在、保存料により多くの食品は日持ちする様になった。
結果、食あたりなどで僕らが苦しむ事は減ったが、保存されるものが腹の中に入ると言う事は、消化分解も難しく、長期間腹の中に有り続ける事を意味し、それらを何とか分解消化させようと胃液・腸液などは必死に活動するのでそりゃエネルギーはそちらに注がれるだろう。
加えて、癌細胞などが発生しても、腹の中でエネルギーが注がれればがん細胞をやっつけるだけのエネルギーが少ないので、NK細胞などの活動も弱くなる事が考えられ、事実、日本人の死因の大半が癌だと考えると、こうした食生活が引き金になっているんだろう。
精神的問題も近年多く言われているが、こうした理由に「腸内細菌」も言われ出したように、腸内細菌(腸内活動)が活発であるが故に脳(心)も健やかでいれる事が想像できる。
食って横になる
運動不足
既製品ばかりの食生活
コンビニ弁当
ジュース
お菓子・・・
これらの食生活は疲れが取れず(エネルギーがお腹で使われ続ける)、身体の方に(お腹以外)にエネルギーを用いる事が出来なければ、病気や痛みも続く事が考えられる。
よく、癌を治したければ”断食”と言われる様に、癌細胞の栄養を取り込まない(糖質)、エネルギーをソコに注ぐ為に食生活は大きく関係するだろう。
白物(小麦・白砂糖・白米)は、腸内でスッと入って来る。
要は、血中に直ぐに入って来て、それらが細胞にバラまかれる。
故に血液は粘ったりしてくるので、その血液を循環させる為に心臓は頑張らなければならず、そこでもエネルギーを奪われるのでそりゃ疲れる。
お腹での消化・分解が楽で済むってのがどれほど身体にとって良い事か?!
栄養バランスとは大事ですが、農薬たっぷりの綺麗な野菜をたくさん食べても結局はそれらの成分が体内に入って来るだけ(虫も嫌がる食べ物)
腸内細菌にとってもそれらを摂る事は活動を鈍らせる要因となるでしょう。
何を食べ、何を選んで食べるか?
痛みや病気、心を変える為には、こうした所からの修正が必要でしょう。