自律神経の状態と乳酸代謝の関係

乳酸は、筋肉がエネルギーを作る過程で生まれる「代謝産物」です。
「代謝産物」聞けば、何か悪い様に感じるかもしれませんが、その乳酸はリサイクルされ、またエネルギー源となります。

そのエネルギー源となる過程には、自律神経が深く関わっています。

交感神経が優位な状態:

筋肉が酸素を十分に使えないため、解糖系が働きやすくなります。
このときに乳酸が多く生み出されます。
交感神経は、いわば「乳酸を生み出すスイッチ」のようなものです。

副交感神経が優位な状態:

全身の血流が整い、乳酸が肝臓や心臓、腎臓へとスムーズに運ばれ、再利用されやすくなります。
つまり、乳酸を“流して使う”には、副交感神経の働きが不可欠です。

 

慢性的に交感神経が高ぶり状態では、乳酸の再利用が滞り(エネルギーとして使えない)、「疲れが抜けない」「回復しない」といった慢性疲労のような状態に陥りやすくなります。

言い換えれば、乳酸は“たまる”のではなく、“巡らない”のです
その巡りを整える鍵が、自律神経のバランスにあるのです。

 

整体を行う事は、神経の興奮を静め、血流を促します。

また、お喋りは副交感神経を高めるので、思った事・言いたかった事をけやき整骨院のプライベート空間で話す事でよりその効果は高まります。

当院は、プライベート空間(同じ時間に出来るだけ人が被らない様にしている)で施術を行うので、ゆったりとした気分の落ち着く状態を心掛けています。

体液の循環、エネルギーの循環は、生体そのものが持つ源を活性化します。

滞りのない状態が理想の状態。

しっかりと促して行きます。

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