膝痛
膝が痛いと言う方の多くは、足趾・足首に問題がある事が多い。
分かりやすく言うと、ハイアーチ(甲高)・偏平足・外反母趾・内反小趾・開帳足・魚の目・タコ・巻き爪・内反足・外反足(立位時、踵とアキレス腱の位置がくの字に曲がっている状態)がある。
これらの問題を放っておいて、膝のアプローチをしたところで、一時しのぎにしかならない。
故に、足趾・足首の固定・トレーニングは必須。
僕もそうだが、普段、膝が痛い事は無いが、よく歩いた後などに膝が痛くなる人は、腸脛靭帯炎や鵞足炎の場合がある。
これらは、分かりやすく言うと、O脚・X脚がある。
これらもまた、足趾・足首の問題。
これらより前に、僕らの多くが右脚が運動足で、左脚が軸足がある。
自転車のスタンドがあるのは、左。
トラック競技は、反時計回り。
車のクラッチは、左。
右脚は細かなコントロールを得意とし、左脚は身体を支える。
僕らの身体は、そうなっている。
整体的に右脚が短下肢になる傾向が高いのは、こうした背景があるから。
右短下肢と言う事は、右股関節・右膝・右足首は軽度屈曲位となる(左は、伸展位となりやすい)。
こうなると、大腿骨と骨盤には捻じれが生じるので、特にうつ伏せ寝となった際に、ズボンの後ろポケットの左右の位置が大きく違って見える。
こうなると、左背中が硬くなりやすい。
こうした股関節の捻じれや背骨の左右差は、背骨の捻りと側弯がある事を知れ、左右の筋肉バランスの崩れや、左右の神経伝達バランスの狂いも知れる。
神経伝達の左右での崩れは、力の配分が前後左右で狂い、力みやすい・踏ん張りやすいなどの左右差があると想像出来る。
なので、一概に左右均等な筋トレが良いと言う訳ではないと言う事がご理解いただけるだろう。
大事なのは、膝のみへの施術ではなく、捻じれてしまっている神経伝達経路の調整で、その次段階として、拘縮してしまっている筋肉の解放。
拘縮を緩和させる必要がある理由は、固まっている状態では筋肉は伸ばせれないと言う事。
ストレッチは、筋肉が伸びずに骨(関節部)が移動(ズレ)してしまう現象が起こるので、基本、推奨していない。
(入浴後など、筋温が高まっている状態であるなら良いと考える)。
膝痛は、軟骨のすり減りによる骨の変形が起こる前段階として、仔の様な身体メカニズムや、運動学的習慣(癖)により、神経伝達バランスが乱れ、結果、筋肉への信号が狂う事で膝の動きが狂い、痛みが発生し始めると言う複雑さがある。
膝関節は、蝶つがいの様にパタンパタンとただ曲げ伸ばしをしている訳ではない。
実は、細かな捻りと滑り運動も同時に起こっており、この、曲がる+捻る+滑る動きのどれかが動かない(遅れる)が起こると、機能が狂い痛み(炎症)が起こり始める。
女性に多い、正座時のスネを外に開く動き(つま先を外側に向ける)は、完全に本来の身体メカニズムとは逆の動きとなるのでいつか膝を壊す。
上記の文章では理解が難しいかもしれません。
来院時に、的確なアドバイス、対処方法をお伝えします。
