膝痛
バレーボールの着地で膝を痛めたクライアント。
バレーボールなどの着地で痛めた膝の場合、かなり重症な事が多い。
膝を内側にする様に膝カックンすると、内側の半月板・内側の靭帯を切る可能性があり、また、前十字靭帯と言う靭帯も切ってしまう事があるので注意が必要です。
靭帯等に問題が無い場合でも、膝の内側は複数の筋肉が付着し一枚の膜を形成(鵞足)し、それが破れたりすると膝の機能はかなり低下(制限)されます・・・
このクライアントの場合、疼痛(ズキズキとした痛み)、屈曲障害、過重痛、圧痛が有った為、ほぼ何かしらの炎症だと判断。
しかし、受傷から1週間以上ほったらかし(ご自身で治るだろうとほっておいたそう)にされていたので、変な動き、緊張が入っていました・・・
初日の処置として、物量・アイシング(それほど冷たくない)、手技療法(ほぼ検査)、テーピングを施しました。
本日、二回目。
初日と同様の処置後、鵞足や内側半月板辺りを重点的にチェックしていた時、『問題が違うかも?』との思いから、少し離れたエリアのアプローチをしてみました。
すると、患部には響かないものの、そこに圧痛が!!
それを治療すると、術後『めっちゃ楽です!!』と。
他のブログにも投稿していますが、この世は陰陽で成り立っています。
陰があれば、同じだけの陽があります。
陰の問題を陰だとし、陰ばかりに捉われていると、何の問題解決にもなりません。
陽とはポジティブです。
が、そこに問題があった時、そのポジティブ問題を解決するとネガティブも消え去ります。
痛いところが必ずしも患部とは限りません。
色々と診て見なければなりません。