背骨とお腹
背骨の歪みとお腹の痛み。
関係ないとは言えません。
一般の方はご存知ないかもしれませんが、背骨からは内臓の動きを止める神経が出ています。
これを交感神経と呼びます。
背骨の一番上には頭部があります。
頭部からは、内臓を動かす神経が出ています。
頭部が歪むって事はないですが、頭部を水平に保てるのは頸部が歪んでくれるからです。
頸部の歪みをコリだと思っておられる方々多いですが、歪みです。
で、頸部だけの歪みを整えても下(背中・腰・骨盤、もっと言うと足…)に歪みがあれば直ぐに歪みます…
話は戻し、背骨の歪みはイコール内臓が動かなくなりますので、お腹が張るなどの状態となります。
生理痛が酷いなどの症状は、背骨の問題もありますが、これは血液循環の問題です。
血流を促せば、症状は和らぐ筈ですので、足の体操、腹式呼吸などは平素より心掛けましょう。
内臓は腸間膜と呼ばれる袋に覆われ、背骨から吊るされた状態で存在します。
腸間膜の歪み等が起これば、背部痛(腰痛)となります。
内臓が動けない環境にあると、横隔膜が動きません。
横隔膜は呼吸筋ですので、横隔膜が動かないイコール肩で息をする事になります。
肩の筋肉が肋骨を広げて呼吸し続けるので、疲れます。
これが肩こりです。
横隔膜は筋膜を通じて、大腰筋(背骨の腹側にある筋肉)と付着しているので、横隔膜が動かないイコール大腰筋が動かないイコール背骨が動かないが起こります。
これが腰痛です。
その他、腎臓の問題、膵臓の問題、胃の問題などもも背中に出ます。