背中が痛い
世に、”ぎっくり背中”とか、”肩甲骨の間が痛い”と言われる方がおられます。
背中の骨について書いてみたいと思います。
背中は、『胸椎+肋骨』からなり、この胸椎+肋骨は胸の骨(胸骨)とで胸郭と言う部分を構成します。
この胸郭は、肺や心臓を保護する役目や肺を動かす為の運動を行ってくれます。
胸郭は肋骨や胸骨がある為に動きは大きく制限されていますので、心臓や肺が潰される心配はありません。
ここが重要です!
動きが大きく制限されている!と言う部分です!
胸郭は他の関節と違い、動きが大きく制限されているのです!!
しかし、姿勢の歪みや筋肉のアンバランスにより動きが制限されていると、それでなくても動きにくい部分は、更に動きません!
動きが小さい上に加えて、動きが悪くなる・・・
これでは筋肉は当然硬くなります。
筋肉が硬くなると言う事は、関節の動きは小さくなるって事で、小さい関節運動しか出来ない状態・・・
そんな時に、大きく手を動かそうとしたり、腰を伸ばすなどの動きをするとどうなるでしょうか?(荷物を高い所に持ち上げる・ゴルフで捻じる等)
筋肉が関節を動かない様に固めているのに、大きく動かすのです!!
筋肉は切れる事もあるでしょうが、それよりも骨を動かすのです!!
つまり、関節がズレる!って事!!
ぎっくり背中や肩甲骨の間が痛むと言うのは、こういうメカニズムです。
背中の柔らかさ(筋肉・関節)は重要なんです!
背中のケアもしませんか?