肋間神経痛
【肋間神経痛】
胸部(肋骨部)に電気が走る様な痛みやズキズキとした持続する痛みを訴える症状。
その多くは片側に出て、両側に出る事は特殊なケースを除きほぼ無いとされる。
症候性と突発性とがある。
症候性の場合はヘルペス(帯状疱疹)、ヘルニア、腫瘍、骨折などが原因と考えられる。
帯状疱疹の場合は皮膚にヒリヒリとした痛みを感じ、動きが無くとも常に痛い。
脊柱に問題がある場合や肋骨骨折の場合、身体の動き(捻りなど)によってその痛みは増長される。
帯状疱疹や腫瘍は薬などで対応出来る。
ヘルニアなどので発生している場合は明らかな歪みが見られ、それを改善すると数日で痛みは消失する。
骨折の場合は固定が出来ないのでコルセット、テーピングとなる。呼吸のたびに痛いかもしれない。2~3週間で痛みは消失する。
骨折の場合は呼吸時痛があるので直に分かる(但し、骨折直後はレントゲンに映らない事が多いので発見が遅れる)