肉体と心ともう一つ
整体院、接骨院(整骨院)は身体を調整して行きます。
身体は整っていなければ、神経伝達が上手く行きません。
なので、信号が遅れて伝わると動きが変わります。
変わった動きで過ごすので、いつしか痛めます・・・
神経伝達が狂っていると、脳が無意識にイライラします。
このイライラは、自分が上手くコントロール出来ない所なのですが、無意識レベルなので、意識出来る所へそのイライラは向けられ始めます。
これが心の状態です。
自分の中で、イライラが溜まっているのに、他人が自分の思い通りに動いてくれないと、身体が上手くコントロール出来ないプラス他人が思い通りに動いてくれないが合わさる事で、そのイライラは数倍にも膨れ上がり、自分にイライラが向けられるのではなく、相手に向けられます・・・
身体が整えば、心も整います。
多くの整体院・接骨院(整骨院)、リラクゼーションやサロンもここまではしてくれます。
もう一つ忘れてはいけないモノ。
それが『魂』です。
心と魂は別物です。
心は自分が創り出したものです。
魂とは自然から預かったものです。
預かり、”私”の身体に入れているだけです。
”私”の中に預かりものが入り、”私”と言う『個』とした時、私の中に心が生まれます。
この心が様々な事を感じ、肉体を動かし経験させて行き、それらにより何を感じたか?を心に溜めて行きます。
魂は、良い事も悪い事も経験した肉体と心を受け止めてくれるものです。
様々な事を経験し溜めた魂は、いつか預け元に戻ります。
戻った時に、経験を預け元に伝えます。
預け元は何も言わず、それらを受け入れてくれます。
なので魂は安心してそこへ溶け込め、全てと合わさり、合わさったものと一緒になって分霊して別へと入魂して行きます。
この世は『色』です。
『色』とは様々なものです。
モノかもしれないし、思いかもしれません。
しかし、『色』は『空』です。
『空』とはゼロであり、全てです。
全てであり、ゼロ。
魂とは『色』であり、戻ると『空』です。
魂が何故、今、”私”の中に入っているのか?
その中には様々な経験をした魂が少しずつ入り込んだ個体です。
なので、色んな経験をしてきたからこそ、色んな事が分かり、知れます。
しかし、心が出来てしまった事により、心が躍る事を選択しがちになり、いつしか『我』となり、魂の存在を忘れます・・・
肉体と心を上げて行く事も大切ですが、それだけではありません。
身体を整え、心を安定させる。
もう一つ、大切なキーワードを私たちは忘れています。
思い出しましょう。