画面の世界
テレビゲームは目の前のスクリーンに主人公が居て、コントローラーによってその主人公の進む方向、やろうとする事を決めれます。
主人公はゲームを操作している人間によって生かされ、動かされています。
そうして『画面の世界』にしか存在しません。
プログラミングの中にはその存在はありますが、プログラミングはただのデータでしかなく、また、『画面の世界』以外、つまり主人公がこれから前に進む世界、敵、味方、ヒロインなどは存在しません。
データとして存在したとしても、『画面の世界』に出て来ていなければ存在しません。
未来も過去もなく、【その場面】だけしか存在しません。
操作している人間の気分がどうのこうのあったとしても、ゲーム上の主人公はただ”そのゲームの世界”でいつもと変わらず生かされます。
未来も過去もデータ上にしかありません。
今、あるのは【画面の世界】だけです。
仮に主人公が敵と戦い負傷したり殺られたりしても、リセットをすると復活出来ます。
つまり主人公にとってはポジティブもネガティブもありません。
同じ世界で同じ様に操作手によって動かされるだけです。
未来も過去もデータでしかなく、存在しません。未来も過去も回想シーンや主人公のイメージ像として【画面に現れた時のみ】存在します。普段はありません。これらもリセットしてしまえば無くなります。加えて、操作手が変われば主人公の未来も変わります・・・
この事は現実世界も同じで、過去は存在しません。
あるのは『あった』と言う記憶だけ。
しかし、10日前の晩御飯が思い出せないのと同じように、過去は存在しないのです。
食べたから今があるのですが、もう一度言いますが、『思い出せない過去』は無いのと同じなのです。
思い出す(データとして残っている)から有るのであって、思い出せないモノは【無い】のです。
そうして、操作手、つまり【私】が”そう”すれば”そう”なるのです。
私がそう思えばそうなのです!!
未来も過去もデータ上にしか存在せず、現実にはありません。
私が過去をそう書き換えると”そう”にかしなりません!!
同級生たちと集まった時、私の記憶と友人の記憶が違った事が無いですか?
私『お前、あの時、○○やったよね』
友①『違うよ!アレやったのAだぜ!!』
A『俺、やったっけ??記憶にないな~』
私、友①、A、それぞれに記憶はありますが、話が合わなかったら自分が勝手に都合のよい様に書き換えているって事!
事実がどうであれ、勝手に過去は書き換えられる!!
重要なのは自分がネガティブなら過去はネガティブであり、未来をネガティブに思っていれば未来はネガティブにしかならないって事で、現実ある【今】そう思っていれば、未来も過去もそうにしかならないって事です。
【今】と言うスクリーンに自分をどう映し出しているか?によって、未来も過去も書き換えられます。
現実有るのは【今】しかありません。
その【今】の心の状態がどうなのか?
常に【今】です。
ネガティブになった時、過去を悔やむ事をしたり、未来を卑下したりするより、【今】ネガティブになっているって事に氣づいた方が良いです。
ネガティブになった時こそ、【今】を知った方がイイです。
過去は関係ありません!
未来は【今】創っています!
【今】、良い状態を取り戻しましょう!!