環椎

環椎

別名、第一頸椎

 

環椎は、その名の通り、輪っかの形状をしている事からその名が付いています。

他の脊柱と明らかに形状が異なり、棘突起が無く、椎体が無いので椎間板もありません。

そうして輪っかの形状の為、回旋化動悸が最も広いです。

あと、うなずき動作は環椎の動きによります。

 

他の脊柱が脊髄を通すのですが、環椎は延髄を含みます。

環椎は可動域が広く、椎間板が無いのでズレやすいです。

ズレると脊髄(延髄)をも刺激します。

 

延髄は、呼吸中枢・血液循環中枢であり、自律神経の要ポイントでもあるので、ここが刺激されるとこれらに支障が起こります。

 

また、眼球の運動筋は環椎後頭関節と連動していますので、目の動き、目の疲労と共に硬くなります。

故に、呼吸中枢・血液循環中枢、自律神経系に問題を引き起こします。

 

頭蓋骨は骨格的に最も上位にあります。

身体の歪みは頭蓋骨に影響を与えますが、基本、脳は斜めを嫌うので必ず水平位に調整をかけます。

その水平を保つために環椎は歪みます。

歪むと延髄を巻き込みます・・・

 

環椎を治せば、全てが治ると言われるくらい重要なポイントです。

 

ここの調整は常に必要です。

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