整体と接骨(整骨)
整体と接骨(整骨)
違うが分かりませんね。
働いている我々事態もよく分かっていません。
だって、やっている事は結局、「整体」だから。
つまり、体を整える(元の状態に戻す)
接骨(整骨)とは、骨を元に整復する事(つまり、整えるからイコール”整体”ですね)
脱臼や骨折などを整復するのが接骨(整骨)の仕事です。
整体と言われれば、整体になるのです。
ちなみに、整体は誰でも出来ます。
つまり、あなたも出来ます。
しかし、接骨(整骨)は出来ません・・・
何故か?
それは、医療行為だからです。
知識があってもそれを生業にしてはいけないのです!
例えば、よく聞く話ですが、保育園(幼稚園)の先生が園児の肘が抜けた時にハメてあげる行為。
これを生業にする事は犯罪です。
肘をハメる技術を知っていても、それを許されるのは、ドクターと柔道整復師だけだから。
そこに”整体師”は入らないのです!
先ほども書きましたが、整体師は誰でもなれます。
知識が無くても、「私、整体師です!」って名乗った時点で、整体師になれます。
柔道整復師(接骨・整骨)を勝手に名乗ると犯罪です。
面白いでしょ♪
整体師って資格はこの世に存在しません。
自称”整体師”が勝手に団体を作り、そこで認可したグループ(メンバー)に自分の処の勉強過程を修了した者を、その団体認定”整体師”としているだけです。
なので、整体師にはピンからキリまでの技術者、知識者がいます。
余談ですが、柔道整復師(国家資格)であっても、ピンからキリまでいます。
整復が出来ない者・・・
包帯が巻けない者・・・
怪我の治療が出来ない者・・・
でも、一応、国家資格を取る為に認定試験に合格し、国家資格も取得した者です。
整体師と柔道整復師(接骨・整骨)
どちらが優れているか?と聞かれれば、正直、その先生がどんな事を学び、それが学問的・治療技術的・患者さんの健康の為になっているのであれば、どちらであれ、優れていると言う事です。
資格の有無ではないのです。
しかし、医学知識が無い人が、自信満々に人の体を触り、さも自分が治したように誇張している場合もある事は事実です。
治すのは、患者の体(自然治癒力)であって、どちらの資格保持者も治した訳ではなく、治るようにアドバイスをしただけです。
それが〝的確か、どうか”、”素早い効果を引き出せてあげれたか”、”信頼を得れたかどうか”の違いです。
なので、これを読んでいるあなたが、どの先生を信頼するか?
それだけって事です。
当院にもよくおられますが、「○○へ行ったり、○○へ行ったけど治らないのでココへ来ました」と言われる方は、間違いなく当院へも来なくなります。
つまり、何も信用しておられず、自分の体が治そうとしている事にも気づかず、治してもらおうとされておられます。
その先生を信じ、行動すれば、必ずあなたの体は「治そう」と言う意識が働き、治って行くのです。
それが整体であれ、接骨(整骨)であれ。
セカンドオピニオンは大切です。
治らないのをダラダラ続けても治りません。
その際は変わった方が良いですが、まずは、その先生に知識があるのか?
それを見抜く力を身につける事も、大切なのかも知れません。
辛口ですが、これが本音です。